COLUMN

短気な人は、よく噛んで食べれば気長になれる

2015.5.7

のんきな人は行動がゆっくりで、短気な人はセカセカ動く・・・そんなふうに考えていませんか?

でも実は違うのです。ゆっくり動くから、おっとりした性格になり、つんのめるようにせっかちに動くから、気が短くなってしまうのです。

とくに「早食い」は、短気で思慮の浅い人間を作り出します。

食べるのが早いということは、すなわち「よく噛み砕かない」ことを意味します。

早食いを続けているうちに、人の言うことを「噛み砕かない」習慣がついてしまい、早とちりするようになっていきます。ちゃんと最後まで話を聞いて、よく理解すれば、カッカと怒ることもないのに、人の話をよく聞かずに曲解するから、ムダに怒りを募らせることになってしまうのです。

「噛む」ことは思考パターンに大きな影響を与えます。

日本人は慎み深く、思慮深い国民性を持っているとされてきましたが、最近ではその美徳を失いつつあります。

それには食べ物が変化したことが、影響しているのではないでしょうか。

昔の日本人は固くてよく噛まないと飲み込めないようなものを食べていました。ところが現代では、柔らかく、よく噛む必要のないものを多く食べるようになったため、あごの骨が小さくなっているそうです。

日本人が「思慮深さ」という美点を失ったことには、食べ物が固いものから柔らかいものに変わったことが関係していると、私は思います。

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